風は銃を運び、リズは両手で一丁ずつ掴む。
「離して」
リズは泣き顔のままで、シルキスに銃を突きつける。
時には単独で大陸中を往き来する巨鳥の騎手。
銃は必須の自衛装備ではあるのだけど、
魔族が作る銃は人間のものよりも格段に性能が上で、
人間にもエルフを信用しきれない理由はあるという象徴だ。
「離したらどうするんです?リズ」
「離さないと撃ちます」
「離してもこの小屋から出ないというのなら、離してもいいです」
「離さないと撃ちます」
「愚痴ならどれだけでも聞きます。追いかけっこがしたいならこの中でやりましょう。撃ちたいなら死なない程度に的になってあげてもいい。でもここから出ないと約束してください」
「離さないと撃つって言ってるでしょう!!」
「離して」
リズは泣き顔のままで、シルキスに銃を突きつける。
時には単独で大陸中を往き来する巨鳥の騎手。
銃は必須の自衛装備ではあるのだけど、
魔族が作る銃は人間のものよりも格段に性能が上で、
人間にもエルフを信用しきれない理由はあるという象徴だ。
「離したらどうするんです?リズ」
「離さないと撃ちます」
「離してもこの小屋から出ないというのなら、離してもいいです」
「離さないと撃ちます」
「愚痴ならどれだけでも聞きます。追いかけっこがしたいならこの中でやりましょう。撃ちたいなら死なない程度に的になってあげてもいい。でもここから出ないと約束してください」
「離さないと撃つって言ってるでしょう!!」


