「仲良くしてるでしょう。十分に」
シルキスは言う。
口調と表情は変えずに、腕には全力を込めてリズを離さず、眼鏡を奪おうとする。
「嘘っ。だって私達がどんなに頑張っても、こんな街の端っこに閉じ込められて。本当のところ、街の人達は私達を信用していない。信用してないのに、信用しているようなことを言う」
酔っ払いの次は独白か。
リズの言っていることはシルキスも思っていたこと。
ゆえに本心で話す。
「そのとおりです。だけど本当に打ち解けるにはもっともっと時間がかかる。それだけの単純な話でもあるんです」
「もっと時間って、どれくらい?」
「長く長くです」
シルキスは言う。
口調と表情は変えずに、腕には全力を込めてリズを離さず、眼鏡を奪おうとする。
「嘘っ。だって私達がどんなに頑張っても、こんな街の端っこに閉じ込められて。本当のところ、街の人達は私達を信用していない。信用してないのに、信用しているようなことを言う」
酔っ払いの次は独白か。
リズの言っていることはシルキスも思っていたこと。
ゆえに本心で話す。
「そのとおりです。だけど本当に打ち解けるにはもっともっと時間がかかる。それだけの単純な話でもあるんです」
「もっと時間って、どれくらい?」
「長く長くです」


