魔王さま100分の1

リズの方もネーイが降りてしまって寂しいと思ったらしく、ネーイが戻ってくるのを待っていた。

「ねーいちゃんきらあ」

ネーイは、なるべく低く低くと意識してリズに近づく。

シルキスは、声が届く距離までくると命綱なしで立ち上がった。

不安定な足場。

シルキスよりも、見ているネーイのほうが汗をかく。

「おい、リズっ」
「あ、しるきるさん」

「ご機嫌だな、一緒に踊ってやるからこっちに来い」

「むー、なんらひるまろ、ことばずかいがひがいます」

「ご機嫌ですね。一緒に踊りませんか?」

「えへー、じゃあ、しろいすさんがこっちにきれーくらさい」

「そうします」

ネーイは慎重に鳥をよせる。