「ところで果林。私のブログを読んで興奮してるんじゃないのか?」

「えっ・・・」

「そうなんだろ」

「はい・・・実は・・・想像してちょっと感じてしまいます」

「やぱりな?いけない子だ」

「あの・・はい、ごめんなさい」

「しょうもないヤツだ」

「恥ずかしいです」

「いいんだ、そんな正直な果林が好きなんだ。これからは果林のためにブログを更新してあげる」

「え!本当ですか?嬉しいです」

ついに現実と虚構の世界が融合する準備が整った。何か強烈な、目に見えぬチカラに導かれるように私と果林は近づいているのだった。