恋愛奏方

「優梨の奴、なに叫んでんだ?」


勇人は笑ってそっちを見ている。




どうしようかな…


「今でも好きなら俺が協力する!」


考え事をしていたら隣で勇人が自信満々で言う。


「…サンキュ」


「まずは、久しぶりなんだから二人で話して来い!」


「えっ!!」



驚いている俺に構うことなく奏と一緒にいた子を呼ぶ勇人。



「智、紹介しとく。川上優梨っていって俺の彼女!」


「よろしく!優梨って呼んでね~」



「よろしく。智でいいから」



…勇人に彼女がいたことに内心驚きながら挨拶をする。


「ほらいって来い!!」



そういいながら勇人は俺を押し出した。


「わっ!!」


突然押された俺は奏の目の前に…

奏も突然の事に驚いている様子。



突然いわれてもどうすりゃいいんだよ!!

とか考えていると、