奏side




「うわ~!海だ~」





海にきた感動と

智といられることで

少々(いやかなり)浮かれ気味の私。







「はしゃぎすぎ…転けるなよ?」







智はそんな私を見てクスクスと笑ってる。







「大丈夫だよ!そこまでドジじゃないもん」




「ホントかよ…?」




「ホントだもん……わぁっ!」







砂浜に足を取られ智に抱きつくように倒れた。







「ほらみろ!言ったそばから転けてんじゃん」






そう言って意地悪く笑った。






反論出来ないのが悔しい…!