けど、そうじゃなくて。

今度はあたし宛てに返事が来た。

『あ、それはどうもすみませんでした。
 ところで若菜さんはどこの人なんですか〜?』

最初は返すか戸惑ったけど。

退屈やったし。

『住んでる所は?年齢は?』

お互いのことをメールして。

同い年で。

ノブは結構な秀才くんで。

そんなやりとりを数分交わした。

その後…

『若菜さんに会ってみたくなりました』

ノブからのメールにあたしは赤面した。