「にゃー」 さすけの声に柚葉は目を覚ました。 顔の前にいて大きな目で自分を見ている。 柚葉はさすけににっこり笑った。 「さすけ、お腹がすいたんだね?あっ!」 隣を見て琉聖がいない事を知った。 柚葉は慌てて時計を見て時刻が8時だという事に気づいた。 (また起こしてくれないまま行っちゃったんだ・・・) 目を覚まさない柚葉のせいなのだが愛を交わした翌日は起きれないのだ。