だって、女なんだもん… 仕方ないじゃん!

いつの間にか、眠っていたらしい…

時計を見ると、午後の2時を回っていた。


「あっ恭子、起きた?」

「うん…」

「今ね、冷や麦茹でてるからね。食べるでしょ?」


私は、静かに頷いた。


外はまだ暑く、セミの鳴く声がうるさかった。


まだ、夏なのだ…

暑くて、暑くて、仕方ない夏なのだ…


しかし、今の私の心は、寒い寒い真冬の様に冷たかった。



人を愛し過ぎると、こんなにも傷は深く、堕ちていくなんて…

人を好きに、ならなきゃ良かった…

こんなに辛い思いするなら、あんなに愛さなきゃ良かった…


愛なんて、知らなきゃ良かった…


バカみたい…

あたし…