だって、女なんだもん… 仕方ないじゃん!

夢心地のまま、朝を迎える。


気恥ずかしさを感じながら、互いに顔を合わせる。


― おはよう ―

朝陽を浴びた私達は、ベッドの上で微睡(まどろ)む。


圭介の腕の中にいる安心感。
私はいつの間にか、ウトウトしてしまう…



― 恭子… ―

圭介が、カップにコーヒーを入れベッドまで運ぶ。

コーヒーの香りで、少しづつ覚醒されていく私の記憶。


起き上がり、圭介からカップを受け取り、一口、コーヒーを啜る。


― 美味しい ―

独りで飲むコーヒーより、二人で飲むコーヒーは格別だ。


それは、幸福せな証拠。
幸福せな、味なのだ。