だって、女なんだもん… 仕方ないじゃん!

私達は緊張をほぐす為、軽くお酒を飲んだ。

しかし、お酒の酔いは緊張には勝てなかった。


堪らず私は圭介に、
「何か、緊張するね…」

「僕も…。何か、緊張して…」
圭介も、お酒を持つ手が、微かに振るえていた。


顔を見合わせた私達は、笑った。



恋に不器用な私達は、不器用に、辿々しくしながらも一生懸命に向き合う。


きっと私達は、何時までも、これからも、初々しさを保ちながら過ごして行くんだと思う。


大人だから、恋に馴れている。
大人だから、喜ばせなきゃいけない。
大人だから、失敗しちゃいけない。
カッコ良くなきゃいけない。

なんて、誰が決めたの?


大人になっても、
不器用でイイ。
辿々しくてもイイ。

緊張してても、馴れてなくても、私達は決して恥じたり、けなしたりはしない。


二人で作り上げていけばイイ。


恋は、二人で作って育てていくものだから。