だって、女なんだもん… 仕方ないじゃん!

「あのさ…」

「はい…」
私は、何となく恐れた。
聞きたくない話なら、ヤダ…
しないで…
お願い…
終わりなんて、言わないで…


「あのさ…、恭子。今日で…」
うつむきながら、慎重に言葉を選ぶ。


「イヤ…。私、別れたくない…」
私は、涙を溢れさせながら圭介を見た。


「恭子…」
私を見て驚いた圭介は、慌てた。
「違うよ。違うんだって。恭子…」

「何が違うの…?あたしのコト、キライになったの?いつから?」
泣きじゃくる私を、圭介は抱き抱えた。

「違うってば、恭子。良かったら、今日泊まっていかないか?って言おうとしたんだ…」
真っ赤になりながら、圭介は恭子を見つめた。

「えっ…?なんて、なんて言ったの?」
圭介に、聞き返した。