だって、女なんだもん… 仕方ないじゃん!

「ねぇ、恭子?」
もう一度、圭介は私を呼んだ。

「な、なに?」

「何、ニヤニヤしてたんだ? あ゛っー、もしかして…。いいんだ…」
そう言って、拗ねた。


何故、分かった?
私の考えていたコトが…
「違う違うっ!思ってない。もう、忘れるから…。あの日のコト…」

「あの日?」
顔が、一瞬にして暗くなる、圭介。


えっ…
違ったのか?
「何ですか?圭介さん」
今更遅いが、猫なで声ですり寄った。


一度落ち込むと、中々立ち直らない、と言うか立ち直れない?
圭介だった。


「あの日。って言うのは、公園で初めて圭介さんとキスしたコトを思い出して…。あれからもう、1ヶ月半経つんだね…。早いね…」

「そうだな、もう1ヶ月半経つんだ…」



普通になった圭介に、ホッと胸を撫で下ろす私だった。
「ところで…、圭介さん。何かあった?」


あっ……。
圭介は、私に話す内容を思い出し、神妙な顔付きに変わる。