だって、女なんだもん… 仕方ないじゃん!

久し振りの男の人の体温。
心地好さが、服の上からでも伝わる。

このまま、眠ってしまいたい衝動にかられる。


「ありがとう…。圭介さん。やっと、乗り越えるコトが出来そう…」

「僕の方こそ、ありがとう。」


えっ?
私は圭介から離れ、体勢を戻す。


「僕の方こそ、過去に囚われてずっと、立ち止まっていたんだ。それを気付かせてくれたのは、恭子ちゃんだ。ありがとう」

「私は…」

何かを言おうとした唇を、塞ぐように圭介は私に、優しく口づけをした。


一度目の口づけをした私達は、また、照れながら二度目の口づけを交わす。

三度目はもう、照れることはなく、互いを確認するかの様に口づけをした。