だって、女なんだもん… 仕方ないじゃん!

「あたしね…、圭介さんに出会うまで、男の人が怖かったの」

「怖かった?」

「そう、怖かった。23の時にね、あっ…、今25何だけどね…」

「25歳?見えないなぁ~」

「あっ!それって、私がまだ幼いってコト?」

「イヤイヤっ!違う違うっ!恭子ちゃんの年代に出会うのって、始めてに近いから…、分からなくて…。ゴメンネ」

「ウソウソ。怒ってないよ!」

「酷いな~。恭子ちゃん。それにしても、一回り以上も離れているのか…。ちょっと、ショックだな…」

「圭介さんは、外見が若く見えるから、そんなに気にしなくても…」

「そう?本当に?嬉しいなぁ」

意外にも、私の一言に喜ぶ圭介は、純粋そのものだった。


「圭介さんって、かっこいいし…」

― またまた… ―
と言いながらも、満更でもない様子の圭介だった。


そんな彼の姿を見て、また私は笑ってしまった。


圭介は笑った私を見て、「やっぱり、嘘か…」と、拗ねた。

私は慌てて、ウソウソ。と、慰めた。

圭介は、ウソ?と、私に聞いてきた。

また慌てて、ホント、ホント!と、言った。

また圭介は、ホント?と聞き返す。


何かどっちも分からなくなって、両方!と曖昧に答えた。


お互いに顔を見合わす。

そして、思わず互いに噴き出した。