だって、女なんだもん… 仕方ないじゃん!

「これ~。どうぞっ!」
佐々谷圭介は、私にペットボトルのお茶をくれた。

「あっ、ありがとう」
手渡されたお茶は、既にお日様に温められていた。
だいぶ前から、公園に居た事を物語っていた。


「あの~」
私は、佐々谷圭介がくれたお茶を見ながら、話し掛けた。

「は、はい!」

「やっぱり、だいぶ待ってたんですね…。ごめんなさい」
私は、佐々谷圭介に頭を下げた。

「えっ。何で、分かったんですか?」

「…これです」
私は佐々谷圭介に、ペットボトルのお茶を見せた。


佐々谷圭介は、真っ赤になりながら「スイマセン…。ぬるくなってましたよね…」と、頭を掻いた。


私達は、うつむきながら二人で笑った。