急いで階段を かけおり 玄関をでる 「なんか ストーカ−ぽくて きもいょ」 私は優に笑いかける 「やっぱし? だってさぁ あいり絶対 行きたくないって いうと思って 迎えにきてたら 断れないっしょ?」 「うわ− ますます行きたくない」 「でも 行くでしょ?」 「……いって あげてもいいけど」 「素直ぢゃないなぁ」 優が満足そうに 笑う