(あっ…) 私の頭の中でわこの時…… ありえもしない妄想ワールドを繰り広げていた。 『大丈夫か?』 『あっ…はい。ありがとうございます。』 『別に大したことじゃないよ』 (ステキ…) 『あのお名前わ…』 『名乗るものでもないよ。じゃあまた、どこかで。麗衣ちゃん』 『えっ…?』 (なんで私の名前知ってるの…?) 『まって!!』 『…ん?』 『なんで…私の名を……?』 『それわ…』 「おい。」 「っえ?!」 目覚めた。