私の家族は、兄弟2人、母、父、お爺ちゃんの6人家族である。
その中でも私は長女と言う女の子。
家族の中で女は母と私の2人。
だからこそ、家はいつも忙しいのだ。

だが、母は毎日毎日
夜も働き、日中も働いている。
母は弱音を吐いた時もあったが、今の家族のために、頑張ってるんだ。
だから母は時々私に言う。

「母さんは、今の家族のために働いているのよ。遊んでいるんじゃないのよ。」

私はこの言葉を聞くたびに、母さんが毎日毎日汗水流して、必死で
頑張っているから、今の私は幸せなんだと感じる。
本当に母さんには感謝の気持ちでたくさん。

だから母が働いている時には、私も皿洗いや食器吹きを毎日欠かさず行っている。
でも、後始末を終わらせると、即パソコン。
それも毎日のように・・・。
母が仕事で居ない事を良いフリして・・・。
主にパソコンで使用しているのは、いつもチャット、自分のHP更新、
動画、提示版など本当に要らない事だらけの事に使っているもんだ。
でも、今自分がこうしてパソコンが出来ているのも
母が汗水流して働いているからだ。
勿論、母だけではない。
父も、兄もだ。
だが、父は関節リウマチと言う病気で体があまり自由に動かされない日々。
でも、父はやっぱり家族のために
代行の運転手として必死で働いている。
余命5年と告げられたと笑いながら言うが、私はどうしてもその言葉のすべてを
受け取れてはいない・・・・・
受け取りたくもない・・・・・
受け入れられない・・・・・

笑いながら言う父の姿はいつもより寂しく見えた。
私も笑って
「へぇ~」
と言ったが、心の底ではとても心配だし、嫌だ。

5年と言ったら、私が丁度高校を卒業する頃で自分で生きていける歳には
なれるけれど、家族が一人欠けるのはとても辛いことだ。

そう思うと、父には本当に負担を掛けたくないと思う。

でも私はまだ中学2年生という働けない歳。

家には多額の借金もある。
その借金を返すには、やっぱり働いてお金を貯めていくしか方法はない。