冷気のせいで周りが良く見えない中、
影山は目を凝らして見ると

ぼうっと人のシルエットが見える。

影山は一瞬安心したが、その安心も長くは続かなかった。

(この冷気の中、平然として歩いてるのはおかしい。)

影山は目の前にあった階段をものすごい勢いで降りて行った。


1階、影山は中央階段を使ったのですぐ目の前に
正面玄関があった。


ほぼ体当たりで扉を開け外に出た。

今度こそ安心し座り込んだ影山。