「先輩ほな解散でぇ〜
月曜日にぃ〜」



「はぁーい。
ほな月曜日ねぇ〜」


後輩達とMEN's
二人は帰り。





4人が残った。



「どーするぅ?」
彩菜が言う。


「飲みなおす!!」
多田が言う。



「りょーかぃ。」
愛実が言う。


「うん。」
武中が言う。






二軒めに着いた時。


武中が愛実に
話しかけてきた。




「なんでさぁ
嘘ついたん?」


「え?
嘘?
いつ??」


「さっき。
男好きって
言ったやん。」



「ほんまやもぉ〜ん」


「ほな今日
俺ん家来る?」


「え?
いきなり??」



「ほら。
別に俺来る?
って聞いただけやで。

男好き。
嘘やん。」




「あゃぁ〜〜
武中さんが
いじめるぅ〜〜」


(なんなん
あの人。
心見透かされてるみたい。
こわっ。)


「武中さん
あんまり
いじめてやんとぃてねぇ
すぐすねるから」
(笑)
彩菜が言う。






しばらくたって。



愛実の耳もとで
彩菜がつぶやく。
「多田さんと
ヌケていぃ?」


「いぃよーん。」





「武中
俺、
あやちゃん送わぁ〜」



「おっ」






二人は仲良くお店を出ていった。





「俺らどーする?」



「うーん。
どーしょ。」


「とりあえず番号交換する?」


「うん。」




「なぁ〜
ほんまはまだ
傷癒えてないんちゃうん?」


「え?」


「いゃぁ〜
なんでもない。」


「ぅーん
どぅなんかな。
恋愛とかは
もぅとーぶんしたくなぃ。」


「失恋したん?」


「さぁ?
なんやろ。
あんまり人を
好きになれん。
人間不信かなぁ」
(笑)



「(笑)じゃないやろ。
人キライ?」


「キライじゃないよ。
むしろ好きかな。
でも
もぅ
信用とか信頼
ってできひんかも。」