次の日の昼休み。

私とクミとジュリで
教室で弁当を
食べていた。

成夜は相変わらず
学校に来てなかった。


「優美~?
元気ないぞっ?」

「朝からずっと
落ちてんね…
成夜と何かあった?」

そう聞いてきた
クミとジュリ。


「はは…
感じ悪いね、私」



自分のテンションが
落ちているせいで
2人に迷惑かけてる。


本当に

いつまでたっても
自分勝手だなあ…私



「実はね…
わ…かれたんだ」


そこまで言うと
涙が溢れそうになる。


私は必死にこらえて
2人に笑って見せる。


「早いよね~。
だって2ヶ月だよ?
しかも記念日に
別れたんだよ?
ほんと…
笑うしかないよね(笑)」


「え…ななな
何で?理由は?」

ジュリが真剣な顔で
私を問い詰める。


「何かね…最初から
あたしの事好きじゃ
無かったんだって(笑)
で、それを成夜から
昨日聞いたんだ…」


「…成夜最低じゃん!!」

いきなり
立ち上がったのは
クミだった。