あたしより一個上の貴方は優しくて、いつも強くて、守ってくれた。
あたしが具合悪いときは、学校まで着いてきてくれて、
あたしが一人のときは、家まで送ってくれた。

あたしが泣いてるときはそっと側に来て話を聞いてくれた。

メールも電話も“ありがとう”って言って絶対にうざがったりしなかった。

ご飯にも連れて行ってくれた。

冬の夜は白い息を吐きながら二人家を脱け出して会ったりもした。

大好きだったんだよ。