待ってる、ある人とわ



きらなの恋した男。



ー1週間前のあの日



「もォ帰るん?学校入らんの?」



帰ろーと原付にまたがったきらなを



男が引き止めた



「いつも入んないし、だるいもん」



素直ぢゃないきらなわ



また冷たく言った



すると男わ



「俺な、1週間後
この学校に用事で来るねんやんか」



きらなの腕を掴んで男わ話す



「ソレが、、、何?」



男の顔が近づいてくる



恥ずかしくなって下を向く



「だからさ〜」



そんな、きらなをよそに




男が言った