「いや、本当だな…」 はっ? 結局はどっちよ!? 「あれは冗談の通じない静音の世話は疲れるって意味」 何よ…それ・・・・ 「意味わかんない…」 どうせは疲れてるんじゃん! しかも私に! 思えば思うほど涙が琥宇桜の指を伝って落ちる。 「はぁ。だからさっき俺が言った事は全部が嘘!俺がお前達を養っていくのは当然な事だろ?」 何度も何度も琥宇桜の指は私の頬を往復して涙をひろう。 .