「よく頑張ったな」 「…ん」 「疲れただろ」 「…ん」 言葉ではあんな事を言ってたけど、やっぱり琥宇桜がいると凄く安心する。 身体を起こそうとすると背中に琥宇桜の腕がまわる。 すっと起き上がる事が出来た。 「ありがと…」 背中に触れた琥宇桜の腕はずっと私を支えてくれて、これからは赤ちゃんも支えていく。 ポンポンと琥宇桜の腕を叩く。 .