「お前は阿呆だな…呆れてものも言えない」 「ひどい!」 「何が酷いだ…散々俺をけなしてくれたな」 「真実を話しただけですけど!」 バチバチと私と琥宇桜との間で火花が散る。 "ふ〜ん"っと琥宇桜は私を見下ろす。 座っていても琥宇桜は高いので見下ろす琥宇桜の目は迫力がある。 「な、何よ!」 「別に…ただ恩知らずな奴だなぁと思ってるだけだ」 .