「いや…私まだ片付けあるし・・・」 何としてでも逃げたい私。 「いいから座れ!」 後ずさって行く私の腕をグイッと引く。 あぁ〜。 捕まってしまった。 さて、どうしようか…。 「おい!」 「はっはい!」 琥宇桜の声にビクッと身体を震わせる。 「覚悟はできてるか?」 鋭い目が突き刺さる。 「いえ、まったく。あと5年くらいあれば…」 .