そんな事を思っていると突然、詩桜がぐずりだした。 「琥宇桜!詩桜泣いてる!」 私は今、手が離せない。 琥宇桜は持っていた資料を離し立ち上がり詩桜を抱く。 無言でぽんぽんとあやす琥宇桜。 安心したのか次第に落ち着き詩桜は琥宇桜の腕の中で笑っていた。 最強! 無言であやすって… どんだけだよ!!! .