今日は待ちに待った退院の日。
母子ともに健康です!
病院でお世話になった人に挨拶を済まして、琥宇桜の車に乗り込む。
「詩桜、これからお家に帰りますよ〜」
その意味が分かったのか詩桜は手をパタパタと振りながら笑った。
これからはずっと詩桜といられると思うと嬉しくてしょうがない。
毎日、どんな服を着せようかなぁ〜
とか、
何して遊ぼうかなぁ〜
とか、
ぐるぐるとそればかりが頭を巡る。
私の顔はずっと緩みっぱなしだ。
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