「ごめんね…お腹空いたよね?早く帰ろう?」 琥宇桜の腕を引きゆっくり歩いて帰る。 詩桜は琥宇桜の腕の中で楽しそうに笑っていた。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 家に着いて汗をかいてしまった服を着替えて夕飯の準備に取り掛かる。 「マンマー!」 「なぁに?詩桜。ここは危ないならパパの所にいてね」 キッチンまで来た詩桜を抱き上げるとリビングのソファーに座っている琥宇桜の膝に降ろした。 .