詩桜を抱いて歩いてくる琥宇桜の姿。 「ったく…勝手に飛び出して行くな阿呆!」 「…うん、ごめん……」 俯いている私にタオルを差し出す詩桜。 「詩桜がお前の所に持っていくってきかなかったんだよ」 そっと詩桜の手からタオルを受け取り詩桜に抱き着く。 「詩桜!ありがと〜。」 まさか詩桜がここまで私を思ってるなんて知らなかったよ。 .