「お前…それはやめろ、俺の息子が可哀相だ」


「俺のじゃないでしょ!私の子でもあるんだから!」


"それはそれでまた可哀相だな…"



何やらボソッと呟いた琥宇桜。


聞こえないように言ったつもりなんだろうけど……



バッチリ聞こえてますよ!琥宇桜さんよ!



貴様は忘れたか!


私は耳だけはいい事を!





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