「はっ?」 いつまでも琥宇桜の袖を離そうとしないので、そのまま琥宇桜の腕に戻し隣に座る。 「だからね、詩桜の中でママが琥宇桜でパパが私なの!…きっと初恋も琥宇桜だねぇ〜」 プニプニと詩桜のほっぺを突く。 「何?初恋って?」 琥宇桜は眉をひそめる。 「ん〜。こっちの話…」 いつの間にか詩桜は泣き止み、いつものようにニコニコと笑っていた。 .