仮想恋愛



「翔子ー行くよー♪」


「あ…うん!」


真樹ちゃんに呼ばれ、急いで鞄を持ち教室をあとにする




「はあー…緊張する!」


「落ち着きなって♪笑」


テンパるわたしを隣で笑う真樹ちゃん




「…今日わ誰がくるの??」


「んーっとうちらと健くんとタケシ!とりあえずタケシん家行こ♪」


「タケシん家かあ…初めてだな」


「しかも送迎付きだよ♪」


「えっ!」


そう言って校門を指さす真樹ちゃん


指された方を見てみると校門にわ健くんとタケシがいた


健くんのオーラわ遠くからでもわかる





……女子たちみんな見てるから







「おっせーぞ!」


うちらを見つけたタケシが言った


「ごめんごめん!さあ行こ♪」


そう言ってタケシの自転車の後ろにまたがる真樹ちゃん