「おはよ、晃有」
唇の端っこから漏れる二酸化炭素を感じる。晃有はいつもみたいにあたしの机の前に立って、あたしを見ていた。









言わなきゃ
言わなきゃ











「こ、晃有…!」






言わなきゃ
言わなきゃ
言わなきゃ