教師×生徒【恋愛物語】

そうだ…これで担任として片山の一人暮らしのこと聞けるんじゃね?


都合のいいことに今日の日直は片山。


俺はこれから日誌は数学準備室に持ってくるようにと指示した。
ま、職員室にほとんど居ないってのも事実だし。



しばらくすると片山が日誌を持って準備室へと来た。


日誌に軽く目を通して印鑑を押す。
そして、今にも帰りそうな片山に声をかけた。


「片山、ちょっと時間ある?」


そう言って一人暮らしの話を持ち出した。