それは先生なんだよ…
そう言ったら先生はどうする?


「あたし達は答えたんだから先生も答えてよ。」


そんな事言いながら、もし彼女がいたらどうしよう…ってすごくドキドキした。


「俺は〜」


ゴクリとツバを飲み込む。


「今はいない。」


「マジ?先生、カッコイイのにねぇ〜もったいない。」


そんな事を言ってる里美の横であたしは嬉しくて涙が出そうだった。


この恋をまだ続けられる。まだ先生の事、好きでいていいよね。