「ゴホッ、ゴホッ!何よいきなり。好きな人なんてできてないよ!」


小林先生のこと本気で好きになったなんていえないよぉ…


「あたしにそんな嘘がバレないとでも思ってんのぉ?正直に白状しなさい!」


里美の気迫に負けたあたし…。


「いや、あのぉ〜実はね……」


あたしは日誌を持っていった日に数学準備室での先生との会話の事、そして自分の気持ちを全て里美に話した。