先生を待ってる間1人じゃ不安で、その不安に押し潰されそうだった。


どうしよう…胸騒ぎが止まらない。


あたしは1人で待ってるのに耐えきれなくなって里美にメールして病院に来てもらうことにした。


メールして数分後、息を切らして彼氏の須藤君と一緒に来てくれた里美。


「菫!」


「里美…
先生が!先生がぁ〜!」


里美の顔を見た途端、あたしは里美にしがみついて泣いた。


「大丈夫よ!菫!
先生の事、信じて待たなきゃ。」


「あたしのせいなの…
あたしをかばわなければ先生がこんな事にならなかったのにぃ。」