(*^^)
「・・んまり・・」

(´・ω・`)
「はい?なんですか?」

(*^^)
「あんまりスピード出さないで・・」

(*^^)
「早く着いたら嫌だから、あんまりスピード出さないで、ね?」

消え入りそうな声で、そう呟く。

(´・ω・`)
「はい。ゆっくり行きます」

(*^^)
「・・リーグも終わっちゃったし、もうしばらくは会えないね・・」

(´・ω・`)
「しぃちゃん・・そんな事はないですよ。しぃちゃんさえ良かったらいつでも会えます」

(*^^)
「ほんと?」

僕は言おうかどうしようかしばらく迷ったが覚悟を決め口を開いた

(´・ω・`)
「・・き・です」

(*^^)
「え?」

(`・ω・´)
「好きです!付き合って下さい!」

(*^^)
「あはは」

(´・ω・`)
「笑うかなぁー?」

(*^^)
「あはは、ごめん。えーっとね、答えはこれ・・」

そう言って僕の左手をそっと握る。

僕はアクセルを少しだけ踏み込んだ。そしてその日僕らは結ばれた――――。





2002 Jリーグディビジョン2

ホーム開幕戦 大分対山形
僕はこの日ビッグアイにいた。しぃちゃんは仕事の都合で遅れて来る。

携帯に着信がある。しぃちゃんからだ。

【件名:着いたー♪】
どこ〜?どこにいるの?

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【件名:ゴール裏にいます】
ゴール裏で待ってます。早くおいで♪