私に恋を教えてください。



…ガチャ


よ…良くなかった。


「…っ!?な…なな…」






私の部屋に…
な…なんで、レイヤ君が

レイヤ君がいるの?



レイヤ君はこっちに背中を向けて座っていた。



どうやらこっちを向くらしい…





この瞬間が私にはとても遅く感じた。



なのに、
なのに私は動けない


「あ、…え?」

ついにこっちを向いちゃった…


「…や、ぃやあぁぁぁ!」


「!?うわぁっ!?
え、ちょ…あの」