「澄花さ~、生徒会の仕事やってみない?」


突然大智が言ってきた。


「やってみたい!でも…」


生徒会の仕事は放課後。

私は学校が終わったら家の事をしなきゃいけない。


「家の事か?」


大智の真っ直ぐな瞳に見つめられ
思わずドキッとした。


「やっぱり無理か?」


大智と仕事が出来るのは嬉しい。

また新しい大智が見れるかもしれない。

それに少しでも長く一緒にいたいから。