「今日からこのクラスに入る事になった武田澄花さんだ。」 「武田澄花です。よろしくお願いします。」 お辞儀をしてぱっと顔を上げると クラスのみんなが笑顔で迎えてくれたのでホッとした。 「武田の席は瀬崎大智の隣。」 言われた席は窓側から三列目の一番後ろの席。