ある日の朝
隣の席にいるアイツの様子がおかしかった。

明らかに顔色が悪い。

奈美との会話によると
どうやら体調が悪いのに
無理して学校にきたらしい。

心配でたまらないのに俺は
「大丈夫か?」の一言も出ない。

自分の気持ちに気付いてから
ますますアイツと関わりずらかった。