その日は朝からあまり体調が良く無かった。 「澄花大丈夫? 顔色あんまり良くないよ。」 心配している奈美に 「大丈夫」とは言ったものの あまり大丈夫では無かった。 二時間目が始まる頃には相当辛かった。 そんな私に気付いたのは意外な人だった。