「マリン~
俺さ、
すっげー
緊張してきたんだけど」



「大丈夫よ、
いつも通りにね、
みんなが見ているなんて
意識しなきゃいいのよ」




「お前は強いなぁ~
俺はダンスなんて
性に合ってねぇからな、
こんな日、
ダンス発表会
なんて
なくなっちまえば
いいんだよ」




「サム~
そんな事言っちゃぁ
ダメよ!
今日はね
私達ミツバチにとっては
とっても
大事な大事な日
なんだから」




「ダンス発表会なんて、
考え出した奴
の顔が見てぇよ、
いったい誰なんだよ?」




「サム~
知らなかったの?
私のひぃ、ひぃ、ひぃ、
ひぃばあちゃん
の伝説を?」




「ひぃばあちゃんの
伝説?
何だぁ、それ?」