「金のツボに、
蜜をいっぱい詰めて
差し上げます。
どうか
イーストランドに
お力添えを
お願いいたします」



「いいえ結構です。
金のツボなんて
欲しくはありませんし…
蜜の蓄えなら、
当分暮らすには
充分ですので…」





「それでは……
蜜の量を2倍にしては
いかがなもので?」



「量など
関係ありません。
そんなに
残っているならば、
あなたの働きバチ達に
おあげになるか、
働きバチ達の
仕事量を
減らしてあげては
いかがなものですか?」