『そんな自信は、
どこから湧いてくるんですかねぇ…。

【第2のゲーム】は、
さっきまでとはレベルが違いますよ?』


「関係ないね。」


沙弥がスパッと言い切る。


沙弥たち4人には、
『学校を乗っ取ったテロリストに勝つ』
という選択肢しかない。


『負ける』という選択肢は存在しない。


『強気ですねぇ…
白川さんと木本くんもそのようで。』


ゼロは、
モニターからパソコンルームの様子を見ているので、
水華や木本が放送のスピーカーの方をにらんでいるのが分かったのだ。


『…フッ。
君たちのやる気だけは認めてあげましょう。
…ただし。手加減はなしですよ?』