「確かにな〜珍しい。」


「沙弥はなかなか褒めないからね!」


木本も水華も同意する。


「でもさ!

あたしが褒めるときは、
ホントにすごいってことだよね。」


沙弥が1人でうなずく。


「……。」


金石、木本、水華は、
少しあきれていた…。


『ははは!
面白いねぇ、君たち。

私が選んだ者は、間違っていなかったようだ。』


「不幸にも、あんたに選ばれるとはね〜
嬉しくもないよ。」


嫌味っぽく、沙弥が言った。


『全く…

岬さんは素直じゃないねぇ…

それより、
最後のクイズを始めようじゃないか。

最後は、もちろん岬さんですよ?』